カテゴリー:健康と笹
季節の変わり目や環境の変化。ストレスを感じる時期にしくしくと胃が痛みはじめます。
ひどい場合は胃潰瘍の可能性も…。
胃潰瘍のほとんどの原因がピロリ菌だと言われています。
日本人のおよそ50%がピロリ菌の感染者だと言われ、
特に中高年は保菌率が高く50代より上の世代では70%以上が保菌していると考えられています。
保菌していても、100%症状が出るわけではありません。
でも、お腹にピロリ菌がいると思うと不安ですよね。
病院に行くまでではないけれど、自分で予防できるならしたい!
そんな方にピッタリなクマ笹を使った予防法をお伝えします。
まず、ピロリ菌がどのような菌かご存知でしょうか?
正式名ヘリコバクター・ピロリ。
人に感染して胃中に住むらせん形のグラム陰性微好気性細菌です。
ウレアーゼという酵素をつくり、弱アルカリ性のアンモニアのバリアを作ることで胃酸から身を守り
溶かされることなく胃の粘膜に住み着き悪さをします。
ピロリ菌がつくるのはアンモニアのバリアだけではありません。
その他作られるさまざまな分解酵素の働きによって胃の粘液層が破壊され、
粘膜の保護を失った胃は傷つき炎症が起きます。
体は粘膜を再生することができますが、
ピロリ菌の感染が続き再生が追いつかなくなると慢性胃炎を引き起こします。
この慢性胃炎が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、胃がん
さらには全身的な病気などを引き起こすおそれがあることが分かっています。
ワンポイント
・毒素からの活性酸素の発生
ピロリ菌が分泌するサイトキシンという毒素が出され、胃の粘膜が傷つけられてしまいます。
それを解毒しようと集まった白血球の働きで、活性酸素が生じます。活性酸素によっても粘膜が破壊され、潰瘍になりやすくなります。
・CagAによる炎症の増悪
ピロリ菌は体にトゲのようなものを持ち、胃の粘膜に突き刺すとそこからCagAというタンパク質を注入します。
CagAは細胞の異常増殖を引き起こし、がん化の原因になります。
また、組織傷害なども引き起こし、炎症を増悪させます。
CagAは通常オートファジーという体に備えられているたんぱく質分解システムで壊されます。
一度感染すると多くの場合、除菌しない限り胃の中に棲みつづけます。ですが、症状が現れるのは、保菌者の約3割程度で、残りの7割の人は感染していても症状が現れない健康保菌者(キャリア)だと言われています。
ピロリ菌は経口感染します。
犬や猫、ウサギにも感染し、反対に移されることもあるためスキンシップには注意しましょう。
ピロリ菌は抗菌薬によって除菌できます。
ピロリ菌の除菌療法は、2種類の「抗菌薬」と「胃酸の分泌を抑える薬」合わせて3剤を使います。
除菌の成功率は正しく服用して約75%です。
LG21乳酸菌入のヨーグルトを食べる
ピロリ菌の予防には乳酸菌のLG21が話題にのぼりました。
LG21乳酸菌が出す乳酸がピロリ菌は苦手。
ついでにピロリ菌の領土の食べ物を奪い増殖力を抑えます。
食べ続けることにより、ピロリ菌の数が劇的に抑えられたという報告があります。
クマ笹エキスを飲む
また、クマ笹エキスも効果的です。
ピロリ菌は胃の粘膜で悪さをします。
クマ笹エキスは胃の粘膜を保護し、再生を促す作用があるため、
ピロリ菌が悪さをして荒れた胃の修復を助けます。
ピロリ菌の原因と言われる「CagA」 がたまらないシステム(オートファジー)が壊されないよう、
クマ笹エキスが関与している可能性も考えられます。
検診で見つかったピロリ菌が1年間クマ笹エキスを飲み続けた結果
ピロリ菌の数が「ゼロ」になったという報告があります。
LG21乳酸菌で除菌、クマ笹エキスで胃粘膜の修復と免疫力アップが期待できます。
LG21乳酸菌もクマ笹エキスも健康に優しく、穏やかに菌の繁殖から体を守ることができます。
継続的に摂取することで元から菌に強い体をつくります。
胃の健康が気になったら生活習慣を改めて
このような胃に良いものを試してみてはいかがでしょうか。